「テロリストのパラソル」〜P125

wakkey2005-04-26

125ページまで読みました。最初の「アル中」のイメージとは違い、かなり重厚なストーリーになってます。



突然現れた昔の恋人「優子」の娘「塔子」と会う約束をした「島村」。「塔子」の部屋で分かった、爆発テロによる「桑野」の死。「島村(偽名で本当は「菊池」)」と「優子」と「桑野」は大学生時代、全共闘に参加した仲間だった。爆発テロの中で偶然集まっていた3人。そして「島村」から「塔子」に全共闘時代の事と、「島村」の過去の犯罪が語られた。



という所までです。今の時点で映像化しやすい作品だと思うんです。最初の大爆発シーンから全共闘時代の回顧的なところも。もちろんまだ3分の1しか読んでませんのでストーリーがこれからどう動くのか分かりませんが・・・。
しかし、この展開からどうやって「島村」が爆発テロの犯人を捜す展開になるのか。今後が楽しみです。



・・・。小学生の読書感想文のほうがもっとマシに書けてそうです。

「テロリストのパラソル」〜P60ぐらい

wakkey2005-04-22

「テロリストのパラソル」です。だいたい60ページぐらい読みました。



アル中のバーデンダー「島村(偽名)」が新宿の公園で遭遇した爆発テロ、公園で会話した少女を助けに行き、その時に忘れた(指紋が残っている)物を気にしつつ、夜店を開けると、やくざの「浅井」、「島村」を襲う謎の集団、偶然爆発テロで死んだ昔の恋人の娘「塔子」らが現れる。どうやら「島村」は時効になった犯罪を犯した過去があるらしい。



というところまでです。入りは良いです。いきなりストーリーが動いているので、この勢いで進んで生きたいです。



あと・・・、「島村」のホットドッグ食べたい。おなか減った・・・。

26冊目、藤原伊織「テロリストのパラソル」

久しぶりの新作!!26冊目は、藤原伊織「テロリストのパラソル」

テロリストのパラソル
藤原 伊織



講談社 1998-07
売り上げランキング : 28,126

おすすめ平均
面白さを表現する言葉あらず
知的な匂い
傑作です

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し二十年以上もひっそり暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。ヤクザの浅井、爆発で死んだ昔の恋人の娘・塔子らが次々と店を訪れた。知らぬ間に巻き込まれ犯人を捜すことになった男が見た真実とは…。

今回はサクサク読み進めたい・・・。今夜から行くぞ〜!!

恩田陸

六番目の小夜子」の恩田陸さんの「夜のピクニック」面白そう・・・。

夜のピクニック
恩田 陸



新潮社 2004-07-31
売り上げランキング : 6

おすすめ平均
いいですよ
爽やかな読後感が心地よい秀作
いまのところ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

あの一夜に起きた出来事は、紛れもない奇蹟だった、とあたしは思う。
夜を徹して八十キロを歩き通す、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。
三年間わだかまっていた想いを清算すべく、あたしは一つの賭けを胸に秘め、当日を迎えた。去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労
気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る――。ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。