と言うことで関係ないアニメの話

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1 [DVD]

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1 [DVD]

士郎正宗原作のマンガ作品「攻殻機動隊」を原作に、1995年の劇場用作品に続いての、2002年放送開始のTVアニメ版。
西暦2030年、情報ネットワーク化が加速度的に進み、犯罪は複雑化の一途をたどっている時代。多発する電脳犯罪や、そこから生じるさまざまな事件に対処するために設立された、内務省直属の独立部隊、公安9課、通称攻殻機動隊の活躍を描く。
押井守監督による映画版は機動隊リーダー草薙素子の、一部を除いてほとんど義体化した自身のアイデンティティを問う物語だったが、基本的に1話完結スタイルをとる本作では公安9課による事件解決をメインとする、いわゆる刑事ドラマ的作りとなっている。

アニマックスで放送していた(年末またやります。)のをずっと観てました。特に「笑い男事件」シリーズは全部で約4時間30分ほどになる大作です。もちろんそれ以外の話もとても面白いです。
映画もありますが(イノセンスはまだ観てません)「刑事物」としてはこちらのほうが面白く観れると思います(「笑い男事件」はミステリィ要素もあると思います。安楽椅子探偵たちがチャットしあうシーンもありますし。)。
また、音楽は管野ようこさんで、サントラだけ聞いてもクオリティが高く、作品とうまくかみ合っています。
実を言うと、ずっとビデオに貯めていたのを観たのですが、一気ですね。息詰まる作品はここ最近見ていなかったので、堪能させていただきました。
ただ、最終話はの9課復活はアッサリしすぎかな。「トグサ」と同じ気持ちになりました、って言うのはやっぱりうまくはめられてしまったのかもしれません。私的には、9課復活ももうちょっとドラマチックでも良かったかな。でもそれだとクサくなりすぎるかな。と言う感じで、そこのシーンだけ自分の中で賛否両論です。
そこの部分以外はほぼすべて完璧といって良いかもしれません。完成度の高さは群を抜いています。
こういう作品がある限り、アニメは日本の映像文化の先端を走り続ける事ができるでしょう。
映画がだめだった人は、映画とは違うパラレルワールドだと思ってみてください。必ず満足できると思います。