25冊目 法月綸太郎「法月綸太郎の冒険」

25冊目は法月綸太郎の「法月綸太郎の冒険」です。

法月綸太郎の冒険
法月 綸太郎

講談社 1995-11
売り上げランキング : 14,344

おすすめ平均
がっかり…
イチ押しの大傑作
本格

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なぜ犯人は、死刑執行の当日、首を縄に差し入れた死刑囚を殺さなければならなかったのか。なぜ犯人は図書館の蔵書の冒頭数ページを切り裂くのか、それもミステリーばかり。なぜ男は恋人の肉を食べたのか…。異様な謎につつまれた怪事件に、名探偵・法月綸太郎の明晰かつアクロバティックな推理が冴えわたる。

久々に「探偵さん」が出てくる作品です。もうガチガチの「推理小説」を読みたくなって借りてみました。といっても、本当にそうかは分かりません。


現在は第1編、「死刑囚パズル」を読んでいます。33ページまで読みました。


死刑囚の「有明」が、死刑執行直前(首に縄がかかっている状態)で突然死にます。そこに登場する「法月警視」と「法月綸太郎」。死因は急性ニコチン中毒で、どうやら死刑執行前に飲むように用意されたお茶のためのお湯が入っている魔法瓶に混入されていたらしい。


というところまでです。題材が題材だけに非常に重い感じで始まります。「性同一障害」といい、「死刑」といい、最近テーマが重いので、勉強になるやら、ブルーになっていくやら。


さあ、この後どうなっていくのでしょう、楽しみ楽しみ。