25冊目「法月綸太郎の冒険」

wakkey2005-03-17

「綸太郎」が、殺人に使われた道具も含めて全ての状況を把握した上で、関係者を追い詰めて「自白」させようとしているところまで読みました。

昨日の日記で「綸太郎」を論理的と表現したんですが、客観的と言うほうが合っているかもしれません。自分が矛盾している行動を行っているということも認識したり、決定的仏性が無いから犯人の心を追い込んで自白させようとしたりとか。不利な事とかもきちんと理解するキャラクターなんですね。

なんか、トリックがどうのとか、動機がどうのとか、っていうか犯人が誰かとか、あんまり気にならない・・・。
ストーリーというよりも「綸太郎」のそういった人間性に惹かれながら読み進めています。