と言うことで関係ない映画の話
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2004/10/23
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そこはアメリカが存在しない世界。大東亜連邦共和国の遺伝子工学の権威・東博士(寺尾總)は人体のスペアパーツを可能とする新造人間の開発に勤しんでいたが、その結果生まれたブライ(唐沢寿明)は人類に宣戦布告。博士は、自分に逆らい戦場に赴いて戦死した息子・鉄也(伊勢谷友介)を新造人間としてよみがえらせた…。
吉田竜夫原作の名作SF-TVアニメを『SAKURAドロップス』など数々のPV演出で知られる紀里谷和明監督が、その独自のイマジネーションを駆使して映画化した話題作。ほぼ全編CGと実写の融合による世界観は、まさに新たな映像の時代を予感させるものがあるが、その一方で人肌の温もりがきちんと伝わる映画になっているのが嬉しい。原作アニメと設定の異なる部分も多いが、それらが原作に対するリスペクトを得ての結果であることは、シーンの端々にこめられた要素からおのずと理解でき、結果として原作に対するオマージュ感あふれる作品としても十分捉えることが出来る。悪の総帥ブライの悲しき美学にシンパシーをこめて、そこから全ての争いを否定していくストレートなメッセージ性も、実に潔いものがあった。
えー、見ての通りキャシャーンです。生まれて初めて公開日に映画を見ました。
とにかくアニメを知っていて、それの実写版だと思って観に行った人は、多分がやられちゃったんじゃないでしょうか。
ストーリーがどう、演出がどう、キャスティングがどう、映像がどう、言いません。とにかく吐き出すかのように迫ってくる映画です。こんな感覚は「イデオン発動編」以来の衝撃で(ラストもイデオンっぽいと思ってます。)、観た後に言葉が出ませんでした。私は今年一番の映画は「キャシャーン」だと思ってます。騙されたと思って皆さん一度観てください。騙されたなら謝る事しかできないですけど・・・
「デビルマン」はどうなんでしょう?