「ぼくのミステリな日常」読了

wakkey2004-11-21

一心不乱で読みました。やっと終わりました。
いやー、最後やられましたね。1年間の作品を読んで順番なんてはっきり言って気にも留めてませんでした。日常の不思議を取り扱った作品なんですが、この作品自体に疑問を感じて読まなかったのは、もう自分の経験のなさとしか言いようがないです。
最後のオチも、なんか引っかかっていた事の謎が解けたので、納得しました。
と、書きましたがこういう作品は、私にとっては連続して読むものじゃないですね。特に文体はあっさりしているので「感情」と言うものが伝わりにくく(ってそれは私の経験の無さでしょうか?)、読んでいて「カタルシス」をだんだん感じなくなってきてしまいました。
こういう作品は、長編を読んで疲れてた後に読む「お茶」見たいな感じで受け止めています(ファンの人すみません)。
本当にしみじみ思うのは、こういう作品を読む中で、この作品を一番最初に読んだらどう感じたんでしょうか?または、少し間があってから読んだらどう感じたんでしょうか?