21冊目、殊能 将之のハサミ男
21冊目は殊能 将之「ハサミ男」
- 作者: 殊能将之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/08/09
- メディア: 文庫
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美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。
上級者のお勧め度
①★★★★ :推理小説の醍醐味が味わえる
②★★★★ :厚みの割りには軽くて読みやすい
③★★★★★:トリックはもちろん、小説としての価値もある
と言うことで「ハサミ男」です。題名が面白いので借りました。約500ページ!!この作品も「メフィスト賞」受賞なんですね。忘れてました。
途中まで(100ページぐらいかな。近くにないのではっきりしてないですが)読んでいますが、この作品も読みやすい文体ですね。ものすごく細かく描写しています。
現在は、「ハサミ男」が自分の手口を真似て殺された3番目の少女の第1発見者になったところです。
全く犯人が思いつきません(あたりまえか、ただ上級者ならもしかして・・・)。この先の展開、非常にドキドキ。