慟哭−読了！！

ご無沙汰ですが、その間に読み終わりました。
率直な感想は、「面白かった」。うまくミスリードされた感じです。途中から「もしかしたら・・・」という所もあったのですが、核心に至らぬまま最後にきたら「そのパターンかいっ！！」。いや、映像化不可能ですね。
途中のことは最後まで読むとどうでもいい感じ、って言ったら失礼ですけど。あの文体もトリックの1つ？
この小説は、最後の１文無しでは成り立たないでしょう。あれが無かったらただの「あのパターン」になってしまいます。400ページ読んでこれだったらつらいでしょう。最後のあの1文でイヤーな読後感になって満足しています。
うーん、人に薦めにくい本ですよね。
そろそろ本格的（？）な探偵小説でも読みたいな、と思いつつ次は「ハサミ男」。この作品はどうでしょう。