24冊目「片想い」 読了

wakkey2005-03-14

読み終わりました。「片想い」。
非常に興味深く読む事ができました。「金八先生」で扱われていた題材でしたし。
とにかくこの作品、最後の「早田」で救われた気がします。「哲郎]は、最初は友人のために動いていたのが、最後は「中尾」や「美月」の謎を解くために動いてた感じになっていたので・・・。「哲郎」のせいで何か焦点がぼやけてしまったような気がします。「性同一障害」の問題が、いわゆる「中尾たちの組織」に行ってしまったようで。



最後の「美月」が「中尾」として生きていく所、なかなか意味深ですね。「美月」は「中尾」という男性になったということなのか、好きだった(?)「中尾」と晴れて一緒になれたということなのか。読後感もとてもよかったです。かなさん、この作品を薦めてくださってありがとうございました。東野圭吾さん、また読みます。



なにかもっと書けるような気がするんですが、もう小学生のような「読書感想文」になってしまいました。せっかくかなさんから薦めていただいたのに・・・。


最後に、とにかく感情移入しまくれました。「美月」!!幸せになってください(あと理紗子も)。