2日もあいてしまった・・・気を取り直して「すべてがFになる」その

wakkey2004-09-12

 ということで「すべてがFになる」のその②です。

 この小説、もー四季に尽きるでしょう。
 読み進めるのには、結構労力を使いました。全体を通してこうなんというか、淡々としている印象です。登場人物になんていうか、感情移入が出来ないんです。なんか、みんな作り物みたいな感じで。
 舞台設定は、とっても魅力的ですね。孤島でかつ最先端の建物という2重の密室状態がいいですね。
 ストーリーは、動機とかを含めて「?」が多かったのです。
 
 ですから、四季無しだったらつらいなーと思うんです。天才といわれる四季が他の登場人物と比べてものすごくアナログで、唯一血が通ってるっていう感じな所が最高です。トリックははっきりいってものすごくアナログですよね。ですから、このアナログなトリックを必死に構築した四季が可愛い可愛い。

 ただ、調べたところ、この小説を読んで「?」と思っていたことは、続編に書いてあるということなのでそっち読もうかと思ったら、有難くもコメントを頂き、全部読むことになりそうなので、少し置いといて他に行こうと思います。

 次に読むのは「本陣殺人事件」だー!!