記念すべき10冊目!!笠井潔の「バイバイ、エンジェル」
記念すべきというか、やっと10冊目、笠井潔の「バイバイ、エンジェル」です。
- 作者: 笠井潔
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1995/05/12
- メディア: 文庫
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〜〜〜本の簡単な内容〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヴィクトル・ユゴー街のアパルトマンの広間で、血の池の中央に外出用の服を着け、うつぶせに横たわっていた女の死体は、あるべき場所に首がなかった。こうして幕を開けたラルース家を巡る連続殺人事件。司法警察の警視モガールの娘ナディアは、現象学を駆使する奇妙な日本人矢吹駆とともに事件の謎を追う。
上級者のおすすめ度:★★★★★
①★★★★★:勢いと熱さでとにかく読ませる
②★★★★★:本格ミステリとしても骨太でしっかりした造り
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とうとう10冊目です。笠井潔、ぜんぜん知りませんでした。ミステリィ作家さんて本当に多いですけど、これが全ジャンルになったら一体死ぬまでに読みきれるんでしょうか。
この本を選んだのは、ちょっとだけ理由があります。図書館で本を何気に探していたら「オイディプス症候群」って言う本を見つけて、いったん借りたんですけど、あまりの厚さに読み出す前から断念し、「理由」を読み出したと言うことなんです。ですから、いつか「笠井潔」と思っていたので、記念すべき10冊目にこの本を選びました。
読了時間 7日間
一言感想 初めて感動がきた!!
ちなみにいま「占星術殺人事件」読んでます。